「晴れやかな気分」で過ごしたい。
「幸せ」な毎日をおくりたい・・・。
誰しもが思うこの「幸せ」とは、いったい何なのでしょうか。
ブログのテーマにもしている、この「幸せ」を脳科学的な視点で分類していこうと思います。
この記事はこんなあなたに、最適です。
- 「晴れやかな気分」で毎日過ごしたい。
- 今の生き方が本当に「自分の幸福」に向かっているのかわからない。
- 幸せについて真正面から考えてみたい。
脳科学的にみた「幸せ」
人間が幸せを感じるということは、「脳を中心とした身体の物理的な反応」です。
例えば、「お菓子を食べて幸せ♡」
とは厳密にいうと、
お菓子を食べることで、「糖質最高~♡快楽ホルモンであるドーパミンが脳内で分泌されてる~♡幸せ~♡」
という物理的な反応です。
では、私たちを「幸せ~♡」と感じさせるドーパミンのようなホルモン(神経伝達物質)にはどのようなものがあるのでしょうか。
ホルモンについては、100種類以上あるとさせていますが、特に我々の幸福に影響を与えるものとしては「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つが重要です。
要は、この3つのホルモンを人生の中で多く出せる人が幸せとも言えます。
では、どのようなことをすればこの幸せホルモンたちが出るのでしょうか。
今回は、この3つの幸せに深く関わるホルモンの中でも「セロトニン」をターゲットにして解説します。
「脳というオーケストラの指揮者」とも呼ばれ、最重要なホルモンであるセロトニン。
日常的にこのセロトニンを分泌できているかが、まず幸せになるための最重要ポイントです。
日々の生活の基本が「晴れやかな気持ち」なのか、「不安な気持ち」なのかってものすごく大事だと思いませんか?
セロトニンを多く分泌し、毎日を晴れやかな気持ちで過ごすことこそ「セロトニン的幸福」の神髄です。
幸せを、何か特別な時にだけ感じるだけでなく、日常の中に見つけることが大事です。
では、どのようにすればセロトニンは分泌されるのでしょうか?
- 朝に日光を浴びる
- しっかりと咀嚼する
- 適度な運動(週に2時間以上)
- 正しい入浴
- 笑う
普通~・・・のことです。
ただ、この普通のことを「あぁ、すごく晴れやかな気分だ。幸せだなぁ。」と思えることこそが「セロトニン的幸福」です。
「今日もセロトニンだすかな~、(朝散歩⇒)はぁ~幸せや~」ってやつです。
さいごに
今回紹介した「セロトニン的幸福」は幸せの三重構造のうち、根底をなすものです。
まずは、このセロトニン的幸福を意識して生活してみてはいかがでしょうか。
次回は残りの2つを取り上げたいと思います。
参考図書:樺沢紫苑著『精神科医が見つけた3つの幸福』