幸福論

田舎暮らしの主婦が「幸せ」について考えていくささやかなブログです。

子育てでやってはいけない【NG行為ワースト5】

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「子どもにとって大事なのは居場所」

「ありのままを認めてあげることで子どもは安心の基礎を得る」

このように、子育てにとって「良い」とされている情報を皆さんもたくさん知っていると思います。

逆に、してはいけないNG行為もいくつか思いつきますよね。

今回は、「心理学」に基づいた子育て(教育)でしてはいけないNG行為を5つにしぼり、その中で勝手にランキングをつけてみました~✨

あえて、ここは5位からいかせてください★

 

ワースト5位 一言目が否定的

まずは、チクッとくるこの「一言目が否定的」な発言です。

例えば、こんな感じの人いませんか?

「走るの遅いね~、他のことはよくできるのに」

言ってる人は、褒めているつもりだったりもします。

ただ人間は、最初に言われた言葉がより印象に残るようにできているそうです。

これは、「初頭効果」と呼ばれる心理学用語なんだとか。

相手に改善点を伝えたいときは、まず褒めたりしてからにした方が良さそうですよね。

 

ワースト4位 「押すなよ!押すなよ!絶対に押すなよ!」

ダメ、NG、禁止、と言われると人は逆の行動をしたくなるようにできているようです(カリギュラ効果)。ダチョウ倶楽部の「押すなよ!」ってやつ、「押してくれ!」って言ってるのと一緒ですよね。笑

でも、言っちゃうんですよね~💦

して欲しくない行動をダメ、禁止にするのではなく、してほしい行動を優しく伝える方が相手に届くってことですね。

 

ワースト3位 「点数上がったらスマホ買ってあげる」

言ってしまいそう・・・。

「テストの点数が上がったらスマホ・・・。」

動機付けの問題はいつも難しいですよね。

どうやったらやる気をだしてくれるのか悩みますよね。

ただ、望ましいやる気の出し方は間違いなく、内発的動機付け(自分の中からやりたいとう気持ちが生まれること)です。これに対して、自分以外の誰かが「にんじんをぶら下げること」を外発的動機づけと言いますね。最初はものすごく効果を発揮するこの外発的動機づけですが、慣れてくると内発的動機付けをする力が失われてしまうようです。長い目で見たときには、「損得でしか動けない人」や「自分の意志で行動できない人」を育ててしまいそうで、怖いですよね💦

親や教育者にできることは、外発的動機付けではなく、内発的動機付けが本人の中で芽生えるサポートでしかないのかな。

ということで、3位はアンダーマイング効果でした~

 

ワースト2位 「どうせ、あなたには無理よ」

悪い母親が言いそうな言葉…。

「あんたには無理よ」

この言葉の罪は重いですよね~。

こんな酷い言い方はしなくても「ちょっと無理じゃない?」とかなら言っちゃいますよね。ただ心理学的には、「周囲の期待が低いと、その通りパフォーマンスが下がる」ことがわかっています(ゴーレム効果)。

この逆が、「周囲が期待すると、成果が上がる」でおなじみのピグマリオン効果ってやつですよね(^^)

 

ワースト1位 ダブルビハインド!

私が、一番NGだと思うのはこのダブルビハインドで、日本語では「二重拘束」です。

例えば、こんなケース。

母「壊したんでしょ!正直に言いなさい。言ったら怒らないから。」

子「(小声で)壊しました。」

母「こんなところで遊んでるからでしょ!いつも言ってるよね…(ガミガミ)」

子「(心の声)えっ・・・さっき怒らないって言ったよね?意味がわからない。」

はい、これです。

一発で、信頼がなくなりますよね😅

子育てに限らず、「人間関係がすべての基礎を作る」と考えると、信頼を一気に失う点で一番罪深いかなと思って1位にしました。

 

いかがだったでしょうか?

NG行為を知ると、自ずと「どうすればいいか」も見えてくる気がしますよね☆彡