幸福論

田舎暮らしの主婦が「幸せ」について考えていくささやかなブログです。

集中力を支配せよ

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集中力、ある方ですか?

っと聞かれたら、あなたはどう返答しますか。

だいたいの人は、「結構あります」か「いや、あんまりありません」

とかって答えますよね?

もしこんな人いたらどうでしょう。

「もともと集中力ない方なんですが、いくつかの集中力を使い分けることで、何とか集中できるように努めてます(^^)」

・・・。

聞きたい!続きを!

どうやって使い分けてるの?って。笑

ってことで、今回は脳・神経科学者の青砥瑞人さんが書かれた『4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中』という本を参考に、集中力について考えたいと思いまーす!

 

”2つの脳”と3つの集中力

私たちが集中する時、次の2種類の脳のどちらかになっていると青砥さんは言います。

それが、「凜とした脳💧」と「激しく燃える脳🔥」です。

確かに、集中できるときって「凜と引き締まったように感じる朝」だったり、「締め切り間近で焦っている時」だったりしますよね。

「凛とした脳💧」をつくるセロトニン的集中と、「激しく燃える脳🔥」をつくるドーパミン的集中とノルアドレナリン的集中の3の集中を理解し、使い分けることができれば、私たちの集中力を格段にアップさせることができるんだとか。

凛とした脳💧(セロトニン的集中)

「凛とした脳」とは、心理的安全状態(安心、安全、リラックス)の時に生まれる集中です。

この集中状態は、「集中が長く続く」という点で優れています。

逆に、心理的危機状態(危険、恐怖、不安、未知、曖昧)では脳の最高司令官である前頭前野の機能が低下し、集中することはできません。

この「凛とした脳」をつくるためには、次の2点がポイントになります。

(1)自律神経を整える

・生活を整える(食事、運動、睡眠)

・ストレスをためない

・正しい入浴

(2)集中する目的の明確化

脳は、不安や曖昧を嫌うそうです。はっきりとした目的(ゴール)や価値観が明確化できれば、「凛とした脳」をつくる素地ができます。

激しく燃える脳🔥(ドーパミン的集中)

ドーパミンは「やる気ホルモン」と言われます。つまり、ドーパミン的集中とは、ワクワク感から生まれる集中であると言えます。

自分が好きなことなら集中できる、ってやつですね。

経験的にもわかる気がします。

そして、このドーパミン的集中が3つの集中の中で最も強力だそうです。

「好き」っていうのは最強のエンジンってことですね。

あと、実体験からくる願望は長続きするということもわかっています。

進学先をパンフレットを見ただけで決めた人と体験入学をしてから決めた人では、その後の学習の集中度が変わってくるということですね💡

参考になります!

激しく燃える脳🔥(ノルアドレナリン的集中)

次は、もう一つの「激しく燃える脳」です。

ノルアドレナリンは緊張や恐怖、不安を感じたときに分泌され、「ストレスホルモン」とも呼ばれます。

「適度なストレス」が実は私たちの脳を燃やし、集中力を高めてくれます。

テスト直前の休み時間の集中を思い出しますよね。笑

ただ、ノルアドレナリン的集中には弱点があります。

・集中できる時間が短い

・心身に負担がかかる

この2つです。

あまり、このノルアドレナリン的集中に頼るのはよくなさそうですね(;^ω^)

 

まとめ

①凛とした脳💧の状況をつくる

②「好きなこと」を増やす努力をする

③苦手なことでも、関心をもつ

④集中力を使い分ける

「自分は集中力がない」と決めつけるのではなく、使いこなしていきたいですね(^^♪