幸福論

田舎暮らしの主婦が「幸せ」について考えていくささやかなブログです。

”バランスのとれた自分”でいるための心理学3選

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「偏った考え方」ではなく、バランスのとれた考え方をもっていたい。

ただ、人間にはどうしても偏った考え方になってしまう傾向があるようです。

今回は心理学の見地から「どうして人は偏った考え方に陥ってしまうのか」そして、「バランスのとれた考え方でいられるのか」を探っていきいたいと思います。

この記事はこんなあなたに最適です。

・人が偏見をもつ「あるあるの習性」を知りたい

・自分を客観的にみれるようになりたい

エコーチェンバー効果

これはエコー(残響)がチェンバー(部屋)の中に残るように、閉ざされたされた空間(チェンバー)の中でコミュニケーションを繰り返すことで、特定の信念が強化される という現象です。

似たような意味で「フィルターバブル現象」という言葉もあります。

『あれ~、最近ネットニュースでこの手の事件多いな~』

とか

『(YouTube視聴中)おっ!横にまた面白そうな画像!これもみちゃえ!』

的なことありませんか?

グーグルやアマゾンなどはあなたの価値傾向を分析し、似たような情報や商品ばかりを見えるところにおいてきます。

何度も同じ情報を見聞きすると、まるで自分がみている世界を”みんな”がみているように錯覚してしまいます。

自分は狭い「バブル(泡)」や「チェンバー(部屋)」の中にいるとも知らずに・・・。怖い。。

スリーパー効果

『あっ!そうそう!コーヒーは体に良いらしいよ!(誰が言ってたかは忘れたけど)』

…ありますか?(私はあります)

スリーパーとは文字通り「眠る人」です。

この効果は、「信頼性がないところから得た情報でも時間が経つと(スリープすると)信頼度が勝手に高まる」という現象です。

その時は『ふ~ん・・・。』ぐらいだったことが、時が経って誰かとその話になった時に自慢げに自分の知識を披露し、言った手前さらにそれを信じ込んでしまう。といったところでしょうか。怖い。。

スリーパー効果が使用されている具体例

・広告や宣伝←「なんとなく信頼できる」と勘違い

・選挙←「名前聞いたことある」から有名でいい政治家と思い込み

プロパガンダ映画←戦時中に国民の士気を高めるために使用された

フォールスコンセンサス効果

「フォールス=偽の」「コンセンサス=合意」の意味だそうです。

これは要するに、自分の考え・行動が常に多数派で”普通”であると思ってしまう現象です。

そもそも”普通”なんてものはありません。でも、知らず知らずのうちに、「自分が普通」と思ってしまいますよね~。とゆうか、思いたいです。

でも、『自分が普通でしょ』と思ったときに、

『あっ…。これあれや。フォールスコンセンサスや。自分が普通と思ってしまってる~危ない~自分の考えを疑ってみよー!』

と、心の中で思える自分でいたいですね。

 

以上、バランスのとれた自分でいるための心理学を3つ紹介させていただきました。この「あるある」に陥らないように精進してまいりましょう★